ウォー・ペイント WAR PAINT

ウォー・ペイント WAR PAINT

話題性あり
ウォー・ペイント WAR PAINT
ウォー・ペイント WAR PAINT

米国でも日本でも、ヘレナ・ルビンスタインとエリザベス・アーデンの名前を知らない女性はいないだろう。ヘレナはポーランドで貧乏なユダヤ人の家庭に生まれ、当時は珍しかったスキンケアの素材を科学的な名前で表記したプロモーション戦略を展開する。エリザベスはカナダの農家に生まれ、エレガントな瓶や色を使い女性の視覚を刺激して商品価値を高める戦略を進めた。二人とも当時としては独創的なブランディングの方法を考え出し、ライバルとして激しく戦い続ける。しかし二人共、女性である故に、そして慎ましい生い立ちであったことへの周りからの偏見の為に人一倍苦労し、多くを犠牲にしてそれぞれ大会社を作り上げる。このミュージカルは、自力で世界的に有名な化粧商品のブランドを創立して、名声と富を手に入れたヘレナとエリザベスの戦いの人生を描いた作品だ。

コメント

WAR PAINTとは、アメリカン・インディアンが争いに出る前に顔に書いたり塗ったりする化粧のことを指すが、最近ではこれが俗語で女性の化粧のことを指すこともあるところからこの題名にかけている。

彼女たちの物語もすごいのだが、ヘレナを演じるパティ・ルポーンとエリザベスを演じるクリスティーン・エバーソールというトニー賞受賞歴2回の大物二人の夢のようなデュエットとソロが、何度も聴けるというのが素晴らしい。そして制作チームは、トニー賞で3部門を受賞した2007年のミュージカル『グレイ・ガーデンズ』の5人から成る。脚本ダグ・ライト(Doug Wright)、作曲スコット・フランケル(Scott Frankel)、作詞マイケル・コリー(Michael Korie)、演出マイケル・グライフ(Michael Greif)、編曲ブルース・コーリン (Bruce Coughlin)らが、また一緒に手を取り合って『War Paint』を創っただけあって、メロディがいい。

メディア評

NY Times: 7
Time Out : 7
Variety: 7

Nederlander Theatre
208 W. 41st St
尺:2時間30分(15分の休憩含む)

舞台セット ★★★★★
作詞作曲 ★★★★☆
振り付け ★★★★☆
衣装 ★★★★☆
照明 ★★★★★
総合 ★★★★★

©2017 Joan Marcus

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